ウォータージェット加工
より高速で、より高精度な切断能力を持つダイナミック・ウォータージェット
高精度・高速・高い柔軟性を誇り「より高速」で「より高生産性」をウォータージェット加工で実現
ウォータージェットカッティング(Flow Mach 3-4020b)
■仕様
加工エリア:4m×2m(13ft×6.5ft)高さ180tまで
位置決め精度:±0.03mm/m(±0.0015inch per3feet)
ノズル移動速度範囲:最大12mm/分
加工品
ウォータージェット加工とは?
ウォータージェット加工とは、水を利用して切断する加工のことです。
身近なところでは、〇ルヒャーの高圧洗浄機などお使いになられている方も多いのではないでしょうか?
ものすごく簡単に言うと、あの高圧洗浄機のノズルを思い切り小さな穴にして、
何百倍もの圧力で噴射された水を使ってモノを切断するということなのです。
当然のことながら、高圧洗浄機サイズでは無理なので、大きな装置が必要になります。
弊社の加工機はFlow製 Mach3ach3-4020b 2台です。
1台はカッティングヘッドが傾斜し、3次元加工が可能です。
ウォータージェット加工には、水だけでカットしていくピュアジェット加工と、水だけではなく 研磨剤(ガーネットの細粒)を混ぜて切断する、アブレイシジェットと言われる方法 がござい ます。
ピュアジェット加工はFRPFRP(プリント基板)、ゴムシート等の軟素材の加工に向いています。
アブレシブジェット加工では研磨剤を混ぜた水を超高圧で噴出し切断していくので、
硬質な金属(チタン合金、ニッケル合金、ジェラルミン等)やセラミックも加工できるようになります。
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ガーネット粉末
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ウレタン素材 外周と穴開け加工
切幅について
切り幅とは、切断幅もしくは、切断によって生じる溝やスリットのことを言います。アブレイシブウォータージェット加工における切り幅の大きさは、ミキシングチューブの直径に直接影響しており、チューブ直径の約10%大きく生じます。
例えばチューブの直径が0.5mmなら、切り幅は0.55mmということです。もちろん、ミキシングチューブの摩耗によって直径が拡大された場合、切り幅もその分大きくなります。チューブは、ランタイムの8時間ごとに約0.025mmずつ摩耗します。
ウォータージェットの細い切り幅は、ウォータージェット切断の大きな特長の一つであり、これによって微細加工や複雑な形状の加工が可能になります。ピュアウォータージェットの水流は、約0.07~0.35mm、アブレイシブウォータージェットの水流は、約0.35~1.7mm(一般的には約1mm)程の切り幅 です。
ウォータージェット加工は、従来の加工法に置き換わるものではなく、それらとの組み合わせにより新たな製品、部品を生み出すための新しいツールの一つであり、それぞれの不得意分野を 補う工法なのです。
材料 | 熱影響 | 加工精度 | 弊社で加工可能な厚み | |
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ウォータージェット | 材料を選ばない | なし | 比較的良い | ~約300mm |
ガス | 金属材料 | 熱の影響あり | 普通または劣る | ~約50mm |
レーザー | 金属材料 | 熱の影響あり | 比較的良い | ~約25mm |
ワイヤ放電 | 伝導性のある材料 | 熱の影響あり | かなり良い | ~約400mm |
ウォータージェット加工とガス切りとの比較
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ガス切り
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ウォータージェット
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ガス切り
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ウォータージェット