厚み3ミリの鋼材に開けられる一番小さい穴のΦは何ミリですか?
マサカツ鋼材はさまざまな鋼材のレーザー加工を行っています。
中でもお客様より一番多い質問は「鋼材にレーザー加工で小さい穴をあけたいが何ミリまで可能ですか?」です。
マサカツ鋼材としては目安となるガイドラインを作成しました。
鋼材の厚み(t) | 最小径(Φ) |
---|---|
0.3~3.2 | 2~ |
~4.5 | 2.5~ |
~5 | 3~ |
~6 | 3.3~ |
~7 | 5~ |
~8 | 6~ |
~9 | 6.8~ |
~10 | 7~ |
~12 | 8.5~ |
~14 | 14~ |
~16 | 16~ |
~19 | 19~ |
~22 | 20~ |
~25 | 25~ |
このガイドラインは鋼材の厚みに対して、この穴径からなら失敗がほとんどなくレーザー加工できるという指標です。上記表より最小径は2Φになります。
ただ材質により仕上がりに個体差があります。
「前回は綺麗だったのに…」と伺うこともありますが、材質の状態やその他の要因により綺麗に仕上がらない場合もあります。
ガイドラインを作成する数年前まではもっと小さい径の加工も承っていたのですが、仕上がりが汚くなったりするため基本的に対応していません。
しかしどうしても小さい径の加工を行う必要がある場合は、レーザー加工であけられない小さな穴でも他の加工機で加工できるかもしれません。加工内容がわかるような図面の支給いただくことにより寸法、形状より拾い上げた数値をプログラム化し、それをもとに検証を行います。
数値的にレーザー加工で対応できない場合、他の加工方法での対応、他材質で実現できる場合は、その材質のご提案など、お客様の要望に出来る限りお答えしたいと考えております。
鋼材加工でお困りごとがありましたらぜひお問い合わせください。